【つれづれ日記】種籾の温湯消毒
先日、新潟県北部にあるJA胎内市さんに
お邪魔して、種籾(タネモミ)の温湯消毒を
見学させていただきました。
温湯消毒とは、種まきの前に種子をお湯に
浸して消毒する方法です。
農薬を使わずにカビ・細菌を除去できるため、
最近増えてきている方法です。
JA胎内市さんでは、約80トンもの種籾を約2週間
かけて温湯消毒するそうです。
ビックリしたのはとても手間がかかる、ということ!
種籾を5kgずつネットの袋に入れ、それを1袋ずつ
ベルトコンベア式の機械に吊るし、60度で12分間
消毒します。
そのあと、冷却、脱水、乾燥と各工程が続きますが、
この袋詰めや工程間のお米の移動など、手作業が
主体なんです。
苗になる前の種の段階から、生産者の方が
手作業で大事にお米を育てているのを
目の当たりにし、ビックリするとともに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これから半年間にわたり、お米の成長をじっくり
リポートしていきたいと思います。
この温湯消毒の詳しい内容も含めて、
いなほんぽサイトにレポート特集ページを準備中
ですので、完成しましたら、改めてご案内させて
いただきます。
今後の稲の成長にご期待ください!
ではまたm(_ _)m
お米の通販店いなほんぽ(2015年4月3日)
担当:たなか